紹介
取引を行うにあたり、当該取引に課税されるか否かが必ずしも明確でない場合は少なくありません。このような場合、納税者が一定の判断のもと取引を進めたとしても、事後に税務当局の判断と相違が生じた場合には、加算税を含め多額の税負担が課される可能性があります。仮にこうしたリスクを事前に把握していれば、取引の方法や内容を調整し、より合理的な形で取引を行うことも可能であったと考えられます。また、このような事後的な認識の相違は、納税者と税務当局間との間で紛争(租税訴訟や不服申立など)を招くことがあり、納税者にとって時間的・経済的に大きな負担となります。当事務所の税法解釈チームは、こうした事態を未然に防ぐため、税務当局から税法解釈(事前回答)を取得することにより、税務上の不確実性を低減する取り組みを行っています。税法解釈業務は、単に課税当局に照会を行うにとどまるものではありません。納税者が予定する取引の本質を的確に捉えたうえで、当該取引に対する税法の適用関係を整理し、合理的な解釈を構築するとともに、その妥当性について課税当局を説得することが求められます。当チームは、国税庁や企画財政部での実務経験を有する専門家をはじめ、租税を専門とする弁護士、公認会計士および税理士で構成されており、これらの専門家が緊密に連携し、数多くの税法解釈(事前回答)を実現してきた実績を有しています。納税者のリスク低減と取引の安全性確保を通じて、安定的な事業運営の実現に寄与します。